申告漏れがあると加算税が追加される

税金の支払いには、賦課課税方式と申告納税方式があります。賦課課税方式は、賦課する側が税金を計算し、いくら払ってくださいと書類を送ってきます。それに従って納税します。その金額を払えば申告漏れや未納などは発生しません。申告納税方式は、まず自分で申告をして、申告内容に基づいて納税します。きちんと納税しても、申告内容に誤りがあると問題が発生します。相続税は申告納税方式なので、該当する人は必ず申告しなくてはいけません。相続税でよくあるのは、資産の計上漏れです。銀行預金や現金があるにも関わらず、それを計算せずに申告し、少ない税金で申告、納税するケースです。後で調査などがあって申告漏れが見つかると、加算税が追加されます。

3年以内に贈与した財産は相続財産になる

相続税対策としてよくあるのが生前贈与です。生前贈与にもいろいろあって、親族などに行う課税の特例と、一般的な贈与税の控除の利用があります。贈与税は、毎年110万円までの贈与に対してはかからないようになっています。これを利用してコツコツ110万円ずつ贈与する人がいます。ただし、亡くなる前3年以内に行われた贈与は、相続財産に含めなければいけません。これを忘れていると、後で相続税の申告漏れ、納税漏れが指摘されます。被相続人が亡くなった時点の財産の状況はわかりやすいですが、3年以内の贈与となるとはっきりしない部分もあります。わからないときは税理士などに相談すると良いでしょう。後でわかると悪気が無くても加算税が加算されます。

相続税の申告は、2月1日から3月15日までに所轄の税務署へ提出する必要があります。所得税の確定申告とは受付期間が違うので注意が必要です。